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2アマの講習会実施に思うこと

今日は話題を変えて、多くの方が期待されている
2アマの養成課程講習会実施について
巷の動向と私の考えを述べてみたい。

これまで4アマ・3アマのみで実施されていた
養成課程講習会が、いよいよ2アマでも実施される
とのことで、先日まで総務省がパブコメを募集して
いたのは、ご存知の方も多いと思うが
ネット上で目立つのは賛成よりも反対の声の方が
多いように ”感じる”・・・あくまでそう感じる
だけであって、絶対数は間違いなく賛成の声の
方が多いはずだ。総務省に寄せられた意見も
賛否両論あったと思うが、ネット上で見かけた
反対派の中には、わざわざ専用サイトを立ち上げて
世論は圧倒的に反対派が占めるかのような錯覚を
与えるほど見事な活動をしている所もあった。

ちなみに私は大いに ”賛成” という立場だ。
所詮、アマチュア無線は趣味の世界。この資格で
メシを食う訳ではないので敷居は低い方がいい。

何より今の日本のアマチュア人口は超・超高齢化が
進んでいるのだから、若い人らに興味を持って
この世界に入ってきてもらうためにも敷居は
もっと低い方がいい。

で・・・私が言いたいのはここから↓
反対派の主張する理由がなんともまぁ、
情けないと言うか心が狭いと言うか・・・端的に言えば

”アマチュアのジィさんらしい発想”

だと言うことだ。
元々養成課程講習会に反対をする人が口にすることは、

『講習会で取得した免許なんて金で買ったようなもの』
『講習会人口が増えれば、アマチュアの質が落ちる』
『これ以上、バカを増やすな』


この主張は本当にそうなのだろうか?
これを主張する人は間違いなく国家試験に合格して
免許を取得した人であろうが、国は国家試験であれ
講習会であれ、その人がその資格を与えるに足りると
ジャッジしたからこそ免許を与えるのだから
別に国家試験だから偉いだの、講習会だからバカだのと
後からグチグチ言われる筋合いはないと思うのだが・・・


何故か日本のアマチュア無線界では資格の等級は勿論、
資格取得の手段、つまり国家試験か講習会かで
付けなくてもいい序列を付けたがる傾向があるようだ。
私は先ほど、このような発想を

”アマチュアのジィさんらしい発想”

と表現したが、今のJARLが古き良きを重んじたが故、
自ら進歩することを止め、改革など叫ぼうものなら
それを徹底的に排除する・・・な~んだ、今の2アマ講習会
と同じ論理じゃないか! そう思わずにいられない。
若い人にバトンを渡すといったことも何故か拒否る・・・!
会長・理事といった役に固執する。←見てると分かる
あの原元会長も、例の事件がなければ私は今でも
JARLの会長職に就いていたと考えている。
(実際、JARDの会長は今でも現役ですからね)

私は2アマの講習会に加えて、若い人にもっと
アマチュア無線の世界に入って来てもらいたい策として
『5アマの新設』『4アマの操作範囲緩和』
提案したい・・・それはこうだ。


【5アマ】
操作範囲はV・UHF帯のみで出力は10Wまで。
国家試験・講習会共にレベルは小学生の理科程度。
(乾電池のつなぎ方、電圧と電流の初歩程度かな)
更にモードはCWも許可する。但し、試験にCWの
理解度は求めない。


【4アマ】
操作範囲において出力等は現行通りとして、
5アマ同様CWをV・UHF帯でのみ許可する。
試験についても現行通りCWの理解度は求めない。



私は敷居を低くすることが反対派の主張する
バカを増やすことに繋がるとは全く考えていない。

むしろ敷居を低くすることで、この世界へ気軽に
入門しやすくなり逆に活性化に繋がると考えている。
勿論、気軽さ故 ”去っていく”率も同時に上がる
だろうが、私は絶対数にこだわればいいと思う。

2アマは現在3アマまで取得した人が更に
14MHz帯とかで本格的にDXを楽しみたいといった
人向けのメニューだと思っている。
よって、これだけではアマチュアの活性化には繋がらない。
必要なのは4アマの更に下のクラスだと思っている。
かつてアマチュア無線人口を増加させたキッカケにも
なった映画 『私をスキーに連れてって』 ぐらいの
ノリで気軽にこの世界に入ってきてもらうには
4アマでも敷居が高い。この世界の楽しさを気軽に
味わってもらうには、V・UHF帯だけという制限を
付けてでも5アマの新設こそが最強の策だと考えている。
CWについてもこの際、認めてもいいのでは
ないだろうか? CWは試験でそのレベルを測るもの
というより、先ずはデビューして悪戦苦闘しながら
”体で覚えるもの” だと思っている。
実際、みなさんもそうやってCWを覚えてきたと
思いませんか?^^
(3アマはさすがにHFで50W出す関係上、CWの
理解度は試験で確認する必要があるでしょうね・・・)

同様の観点から4アマについてもCWをV・UHF帯
に限り認めていくべきと思う。そして5アマの人が
HF帯へのデビューに憧れて4アマへ、そして50Wの
出力で気軽にDXを楽しみたいと憧れて3アマへ、
・・・2アマへのステップはその次だ。

2アマの養成課程講習会問題は現役アマチュアだけの
問題にするのは実に勿体無い話だと考えている。
JARLは勿論、多くの現役アマチュアも若い人の
人口増加に真剣に知恵を出していかないと
早ければ10年以内にアマチュア人口は急速に萎んで
しまうのではないだろうか・・・?


余談だが、総務省はJARLに再三 『青少年育成を!』
と訴えてきた。それに対しJARLがやってきたことは
会費の減免や4アマ講習会の大幅割引といった
金銭による策だけだ。ARDFやISSスクール
コンタクトは今現在のアマチュアジュニアに対する
プログラムであり、新規のアマチュアジュニア増加の
ための策とは言えない。また今のアマチュアジュニアの
大半が ”親がアマチュア無線をやっているから” という
理由から入門した ”アマチュア二世”というのが実態だ。
年寄りが出す知恵では金絡みの知恵しか出てこないだろう。

最後でまたJARL問題と絡めてしまったが、
2アマの養成課程講習会は少なくとも現役アマチュアの
アクティビティーアップに貢献するものと確信している。
(決して活性化には程遠いにせよ・・・ね ^^;)


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コメント

 
かとうさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
私が聞いた話では、JARDの小中学生対象の講習会でそのようなことがあるとかないとか・・・
終了試験はどこの講習会も公正に行われているでしょうけどね、そこに至るプロセスがダメってことでしょうね。
良く分かります。多くの講習会では例えば『ここは出ますよ』なんてことは禁句なんですよ。でも1箇所でもそんな行為がされると講習会全体を悪く言われちゃうのが現状でしょう。国家試験組から見れば文句のひとつも言いたくなると思います。確かに難しい問題ですが、今のような年寄りの趣味かと思われるような、いびつなピラミッド構成をどう改善していくか、国家試験・講習会という枠を超えてみんなで知恵を出す時期に来ていることは間違いないと思いますよ。
掲示板でさんざん書かれているのは、レベルが落ちることではありません。
答えを予め教えて修了試験するその現状を見ないふりをしていることにです。
きちんと国家試験が受かるレベルまで教育され、修了試験も国家試験に準じた方法で実施されれば誰も文句はないでしょう。
現状の免許を売るような行為が問題なのです。

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