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アマチュア無線デジタル戦争元年Part4

今回は連載4回目です。

話題の主役、八重洲がいよいよ新機種の
外観をお披露目しました。新機種の型番は”FT-1D”。
新生、八重洲となって初の新機種でもあるようです。

さて、前回私は八重洲が本当に売りたいのは
このFT-1Dではなく、誰も話題にしていない”WiRESⅢ”
だと述べました。その理由は『黙って儲かる』からだと
いうことですが、これは現在WiRESを取り巻く世界が
一種独特だからです。

おさらいとして、WiRESとは旧バーテックススタンダードが
開発した ”日本生まれの” VoIP無線システムであり、
ユーザーの実に9割以上が ”日本人” です。
ここから何が言いたいのか?…それは日本人にとって
この環境こそが『居心地がいい』からなんです。
外国語アレルギーが多いと言われる日本人にとって
別にDXなんて興味ない、特定の仲間といつでもどこでも
ラグチューしたいことが目的であれば、WiRESは
まさに最適なシステム、と言える訳です。

また、WiRESの仕組みにも、その秘密があります。
それは ”ルーム” の存在です。
ノードオーナーのひとりがルームを主宰し、そこに
気心知れた仲間同士が集まりラグチューに興じるのは
Echolinkも同じな訳ですが、海外局の比率が高く
英語がデフォルトのEcholinkより、日本生まれで日本語が
デフォルトのWiRESの方がより『居心地がいい』のは
当然、と言えるのではないでしょうか?

…と、ここまでは環境の問題で、真相でありません。
ここから先が私が主張する真相になります…それは、


WiRESには ”熱烈なユーザー” という存在があります。
私にとってWiRESは数あるVoIP無線のうちのひとつに
過ぎませんが、熱烈ユーザーの中にはVoIP=WiRES、
WiRESこそ全て、WiRES命! くらいの勢いで自分の仲間を
増殖すべく ”自主的に” 自分のHPやオフ会等で
WiRESの宣伝にいそしんでいます。
そして仲間が全国に増えればバイクツーリングだの、
忘・新年会だのと派手なイベントを通じて更に仲間を増やす。
勿論、活動結果はCQ誌やネット等で盛んにアピールする。
ハムフェアにも当然出展。勿論、出展料は自腹で…(汗)
この強力なクチコミ宣伝こそが
”黙って儲かる” 最大の理由な訳です。
八重洲もそれを十分承知しているようで、熱烈ファンに
対する支援こそが最大の営業活動と言えるでしょう。
(関係ない話ですが、八重洲に限らずアマチュア無線機
メーカーは無線機だけで売り上げを伸ばせる時代では
なくなっています…『オンリーワン』なるものを市場に
広めない限り、生き残ることは不可能なのです)

今や疑惑の代名詞となってしまった『食べログ』というものが
ありますが、今でもクチコミによる効果は破壊力抜群だと
考えます。特筆すべきは ”若い世代の取り込みがウマイ”
こと。高齢化が進み趣味の王様から『ヲタクの趣味』を経て
『老人の趣味』とまで言われるようになったアマチュア無線
ですが、WiRESに限れば小・中学生を中心とした10代の
ジュニアハムの比率が非常に高いことが特徴です。


勿論、このジュニアハム比率を高めた要因も熱烈ファンに
よるところが大きい訳です。5月5日のこどもの日、
12月25日のクリスマスにはキッズデーと称して全国の
ジュニアハムをWiRESを使って交信させてアマチュア無線の
楽しさを味わってもらいつつ、WiRESの世界に ”引き込む”・・・
私の中学生時代はHFでCQを出せば、同世代のハム仲間が
いっぱい応答してくれた時代でしたが、今は自分の
”おじいちゃん世代” の人からしか応答がない…
確かにこれではジュニアハムを送り込んでも長続きしません。

以前、JARLは原前会長がアマチュア無線人口が減少した
要因として『インターネットの発達』をよく主張していました。
私もそれは否定しませんが、

じゃぁ、どうする?

ということを考える組織がJARLではないでしょうか?
それを考え、そして実行していくことこそ
”アマチュア無線家の代表” の役割だと思うんです。
JARLも若い世代にアマチュア無線に興味を持ってもらいたい
と、ISSスクールコンタクト等を展開したりしていますが
何せ目線が ”老人目線”お金かけ過ぎ、時間かけ過ぎ!
JARLにも多くの熱烈ファンがいる訳ですから
それをうまく活用することを考えるべきでしょう。
新生JARLは『身の丈をわきまえた』運営が生命線ですから。





さて、『アマチュア無線デジタル戦争元年』と称して
何度か主張を述べてきましたが、そろそろこの辺で
”結論” を出したいと思います。

みなさんが期待していることは…
『結局、デジタルはアイコムなのか、八重洲なのか』といった
ことだと思います。私はこれについては ”結論しません”
アマチュアの世界は ”何でもあり” の世界でいい!
敢えて言えと言われたら、そう言いたいと思います。
多くの電波形式を使い楽しみ、飛んだ飛ばない、と騒げる
ことが実はアマチュア無線が趣味の王様と言われる所以です。

いつの時代もくだらない派閥争いはありますが、
趣味の世界ですから ”選択肢は多いほどいい” という
考え方でこれからのデジタルを受け入れてみては
いかがでしょうか?




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アマチュア無線デジタル戦争元年 Part3

今日は再びWiRESⅢの話題に戻ろうと思います。

あと1~2ヶ月のうちに、八重洲はD-STARに対抗した
4CFM方式のデジタル機を発売する予定です。
これまで、当ブログで紹介してきたことは

・デジタル方式はD-STARと互換性のない4CFM方式
・リグのバリエーションはハムフェアで公開された
 ハンディーの他、モービル、そして”レピーター”
・一方、レピーターは全てJARLが免許人であり、
 D-STARこそ国内デジタル、そしてVoIPの標準という
 考え方のJARLが、4CFMデジタルレピーターの
 免許人になるとは到底、考えにくい。
 (総通に働きかけて陰湿な妨害もあり得る…?)
・よって、八重洲が発売する”レピーター”とは
 現在のWiRESⅡのデジタル版『WiRESⅢ』(仮称)では?
 と、大胆予測する。


というものでした。
八重洲としては表向きは

アマチュアは進歩的でなければならない

とするアマチュアコードの精神を全面に出して
AMBE方式のD-STARを”古い規格”とこき下ろし、
現在デジタルの主流である4CFM方式の無線機を
発売する、というのが多くのアマチュアが認識
していることだと思っています。
そして八重洲のデジタル機が市場で受け入れられて
ガンガン自社の4CFMデジタル機を売りたい戦略
だろう、という流れです。

私はそうは考えていません…

メーカーは売れてナンボですから当然、儲けたいのですが
私は八重洲が本当に売りたい(市場に広めたい)と考えて
いるのは、4CFMデジタル機ではなく、実は”WiRESⅢ”だと
考えているんです。


今、D-STAR機をお持ちの方が何を動機にD-STAR機を
買うのか? を考えれば答えは簡単です。
D-STARと互換性のないデジタルといえば、例えば
アルインコ製の無線機もオプションでデジタル変調ユニットが
発売されています。但し、こちらは一部のトラッカーが
仲間同士で秘匿性の高い通信をすることを目的に買う
ことが多く、またメーカーも自社製レピーターを発売して
デジタルを積極的に市場に広めようという動きはありません。

要するに、デジタルのターゲットとスタンスが違う訳です。

では何故、八重洲はJARLに対抗して4CFMデジタル機
そして”WiRESⅢ”を発売しなければならないのか…?

それは、八重洲にとってWiRESは『黙って儲かる』からです。

黙って儲かるとは、極端に言えば何の営業努力をしなくても
儲かる、という意味です。

次回は、その背景についてお話したいと思います。




JARL新会員証に思う…

今日はWiRESⅢの話題から少し離れてみよう。

夕方、仕事から帰宅するとJARLから新しい会員証が
届いていました…その会員証が↓こちら。
2012-1-13-1
既にご覧になった方も多いと思いますが、
会員証のデザインが大きく変わっていました。
以前の会員証は私が中学生の頃、アマチュア無線の
世界、そしてJARLに入った当時からのデザインです。
一般公益法人化になったというタイミングもあって
これ自体の変化は別にいいでしょう。

ただ、みなさん単純にそれだけを考えていますか?

JARLが会員証のデザインを変えた理由について
ある理事は去年の大阪池田総会でこんなことを
言っていたんです。

『会員数を増やすために、例えば会員証の
デザインを変更するとか…』


この答弁を聞いた私は

”何てピントのズレた理事なんだろう…”

と当時のブログに掲載しています。(当時の記事は”こちら”)
当然、変更に至るまでの時間、そして経費は決して
バカになりません。今のJARLにとって微々たる無駄遣い
さえも許されない状況だからです。

でも、やっちゃったんですねぇ…(汗)

再度言います。今回の会員証の変更は一般公益法人化に
なったタイミングではなく、”会員増”を狙ったものらしいです。
で、こんなデザインになった会員証が欲しくて
みなさん、本当にJARLに入会したいですか?





2012-1-13-2
会員証の表面はこんな感じです。

『おぉ、カッコイイ~!オレ、JARLの会員になろうかな』

な~んて、どこのおバカさんがそう思うでしょうか?
JARLの執行部(保守派の一部でしょうが…)は是非とも
”新会員証効果”をガンガン宣伝してもらいたいものです。
ここまでピントがズレてると、呆れてこれ以上
コメントする気にもなれません。




2012-1-13-3
旧会員証と新会員証を並べてみました。
写真では新デザインの方はクレジットカードみたいな
プラスチック製のように見えますが、はがきにくっ付いて
きたように、以前と変わらず紙製の安っぽい材質です。
当然ですが、光沢カラー印刷ですから、その分
経費は旧会員証よりかかっていると思われます。

倹約財政どころか、更なる無駄遣いを続けるJARL

こんな団体に我こそがアマチュア無線家の代表、
だなんてホザけられたくありません。
一般公益法人へと表向きは生まれ変わったJARL、
しかし、中身は一部の保守派がいる限り
改革どころか本当に破綻へ向けて坂道をノーブレーキで
下り続けている状況に変わりないと考えているのは
私だけではないはずです。





アマチュア無線デジタル戦争元年 Part2

1月2日の『アマチュア無線デジタル戦争元年』
意外にも多くの反響を得ているようです。
掲載直後から私宛にこんな質問も飛び込んできました。

『バースタ(現:八重洲)昨年のハムフェアでのプレゼンで
2012年、C4FMのハンディ、モービル、そして
”レピーター”を順次発売する、と言っていました。
NVQさんの言うWiRESとのコラボはあり得ないのでは?』


はい、確かにYouTubeの動画を検証すると、6:20あたりから
そんなアナウンスをしていましたね。

検証動画:YouTubeより
『ハムフェア2011 バースタのプレゼン(デジタル機)』
※1月2日掲載記事と同じ動画です。6:10からご覧ください。

そこで、この疑問に対する回答をしたいと思います。
回答は非常に簡単です…それは、

”八重洲 C4FMデジタル機のレピーターなんぞ
JARL(表向きは総通)が絶対に認めない”

からです。

D-STARこそ国内デジタルの標準と言わんばかりの勢いで
推奨するJARLが異端児、八重洲 C4FMデジタルの
レピーターを設置しようにも絶対に免許されません。
国内のレピーターは全てJARLが免許人だからです。
※八重洲が総通に申請しても100%却下されます。

ここがポイント!…D-STARはJARLのレピーターを
経由して国内外と接続出来ることが売り物のシステム。
八重洲が『D-STARは古い規格』とC4FMで乗り込もうにも
肝心のレピーターが免許されない訳ですから、疑問は

”では何故、八重洲はレピーターを発売すると言ったのか?”

ということになってくる訳です。
第2回の今日は、この疑問についてお話したいと思います。
先ずはみなさん、WiRESとは何か…八重洲はこう考えています。

WiRES:
Wide coverage internet Repeater Enhancement System

日本語にすれば”広域インターネットレピーター増強システム”
つまり、八重洲はWiRESをレピーターと位置付けている訳です。
これを前提にもう一度、ハムフェアでのプレゼンをご覧いただくと
『レピーターを発売する』ということの意味(真意)が分かってくると
思います…そうです、このレピーターこそが”WiRESⅢ”なのです!

C4FM対応のWiRESがWiRESⅢなのかどうかは分かりませんが、
いずれにしても現在のアナログ仕様のWiRESⅡでは対応は
不可でしょう。という訳で、八重洲が発売予定と謳っている
ハンディー:WiRESⅢユーザー向け。ノードへのアクセスを想定。
モービル:WiRESⅢノードオーナー向け。モービルと言っても
      ノードオーナーには固定で使うことが多いと想定。
      勿論、モービル用としての需要も多く想定。

レピーター:これこそ八重洲 C4FM機のシェアを
       拡大する切り札!
       WiRESⅢはJARLが10年以上かけても
       現在の程度しか築けないD-STARのインターネット
       レピーターエリアを”たった数年”程度の驚異的
       スピードで追い抜く破壊力を秘めた
       武器と考えています。


今年から旧バーテックススタンダードは稼ぎ頭の業務部門を
モトローラから切り離され、アマチュア無線の八重洲として
スタートしました。今後、八重洲が生き残っていくためには
ナンバーワンよりも”オンリーワン”になるものを発売して
いかなくては、上場企業のアイコム等にあっという間に淘汰
されていくでしょう…そうならない為の秘策がC4FM、そして
”WiRESⅢ”に込められていると考えている訳です。

反響が非常に大きいので、今後もこの話題は続きます…




アマチュア無線デジタル戦争元年

さて、今年アマチュア無線界でホットになりそうな
話題として”アマチュア無線のデジタル化”が挙げられます。
デジタルと言えばD-STAR。昨年はアイコムから
ID-31が発売され内蔵GPSと相まってDPRS(APRS)
マニアにもウケるヒット商品となったことは
記憶に新しいと思います。

私が今、一番気になっているのが
八重洲無線(旧バーテックススタンダード)から発売予定の
4CFM方式のデジタル無線機。八重洲がJARLに
ケンカを売るようなことまでして発売するその真意は何か?
私なりに予想してみたいと思います。




大胆予想…『WiRESとのコラボレーション』

単にデジタル機を発売するだけでは何のメリットもありません。
D-STAR機を買う&使う最大の理由が
”レピーター経由で遠距離通信をしたいから”であるように、
八重洲のデジタル機も何らかのメリットを付けて
発売するであろうことは容易に想像出来ます。

で、そのメリットを何に結びつけるか?

現在、国内VoIP無線システムでダントツのユーザー数を誇る
WiRES網を利用するのでは? と予想しています。
現在WiRESのハードバージョンは”WiRESⅡ”であり、
これをデジタル機対応の”WiRESⅢ”にバージョンアップして
D-STARが持つデジタルレピーターのネットワーク網を
一気に引き離すものと予想します。

現在アナログ機専用の機能しかないWiRESⅡからWiRESⅢへ
バージョンアップすることでデジタル・アナログ共用可能とし
デジタル機ならではのメリットを生かして例えば、

・相手のコールサインをセットすれば、相手がどこの
 ノード近くにいるか分からなくても自動的に近くの
 ノードへ接続されQSOが出来る。
 (コールサイン指定呼び出し)


・音声+データ同時通信のメリットを更に生かして
 文字だけでなく画像等の伝送(オプション?)他、
 APRSとのコラボも…(GPSも内蔵か?)


等々…、去年ハムフェアで配布していた
”アマチュア無線デジタル通信ガイド”の中に八重洲が抱く
野望を読み取ることが出来ます。

デジタルのメリットを強調する一方、八重洲ご自慢の
WiRESという言葉(商品)は絶対に外せないようです。
外面は『いや、あくまでデジタル機だけの宣伝だよ~』と
言いたいのでしょうが、小冊子だけでなく
去年のハムフェアではこんなプレゼンもしていました。

You Tubeより
『ハムフェアー2011 バースタのプレゼン(デジタル機)』

いかがでしょう、やはりWiRESという言葉が出てきましたよね?
八重洲はデジタル機開発と同時にWiRESのバージョンアップも
目論んで同時開発していた、
と考えるのが自然です。

話は変わって、去年私は大阪池田総会(最後の全体総会)で
『D-STARにも欧米のようなリフレクター化を認めよ』という
提案をしました。現在、理解ある理事と共にリフレクター化に
向けて行動は継続中ですが、やはり内部の動きは
ハッキリ言って鈍いです…ていうか、妨害されてます!
反対意見が多い訳です。反対する人の真意って何なのでしょう
かね? リフレクター化することで利権構造が崩れるとか
あるのでしょうか?
 総会での議事録には
『日本の風土とかに合うのか…云々』とありましたが、
あなたが決め付けてるだけでしょうがっ!

そんなゴタゴタを尻目に、独自路線を歩む八重洲が
自社の4CFM方式デジタル機&WiRESコラボで
一気にデジタル路線の先頭に立とう、という目論見でしょう。

大変賢い選択です。D-STARも優れた通信方式ですが
それをJARLというふざけた組織が牛耳る必要性は
全くない。だからリフレクター化も遅々として進まない。

WiRESが、Echolinkが、そしてAPRSが何故ここまで
普及したかと言えば、アマチュアがアマチュア精神を
発揮していろんな実験を”自由に”出来たからこその
結果だと考えています。
→もっとハッキリ言えば、JARLが関わらなかったから
 発展していった、言えるでしょう。


今年はアマチュア無線デジタル戦争元年、に
なりそうな予感です…




謹賀新年!

各局、あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。

本ブログ開設以来、主にイベント開催毎に写真を中心に
紹介記事を掲載してきましたが、今年からは写真にこだわらず
プロフィールにあります『思ったことをズバズバ』と記事にして
出来るだけマメに更新をしていきたいと考えております。

趣味のアマチュア無線は勿論、それを取り巻く総務省、総通、
そしてJARLの行政からクラブ、個人単位でのアマチュア無線に関する
出来事モロモロまで・・・ブログ本来の持ち味を生かして
新鮮な情報を提供し、読者を飽きさせない努力をしていきます。

各局、今年もよろしくお願いします!
(^_^)/~~~



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