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裁判員裁判最終選考に出席してきました!

11月24日(水)、何と!裁判員裁判の最終選考のため
水戸の地裁へ行ってきました! (汗)
結果は見事”外れ”ましたが、大変貴重な経験をしてきました。
裁判員に選ばれたことや実際に裁判員として関わったこと等、
これらをインターネット上で公開することは禁止されていますが、
今回外れたことで守秘義務から解放されましたので
これまでの経緯を報告いたします。



11-24-1

古河から水戸まではクルマを利用しましたが、
肝心の裁判所は水戸の中心部。しかも駐車場が非常に
狭いこともあって、手前のJR赤塚駅前の市営駐車場に
クルマを置いて常磐線を利用しました。

水戸駅ではご存じ、水戸黄門と助さん・格さんがお出迎え^^



11-24-2

水戸駅から徒歩10分で水戸地裁に到着。
地裁の外観はご覧の通り…何か学校のような作りですね。



11-24-3

で、これが水戸地裁の見取り図。
今回の裁判員裁判は南館で行われる予定です。

南館の入り口で郵送されてきた呼び出し状を差し出すと
係員からバインダーに挟まれた用紙を渡されます。
その中身は主に『質問用紙(アンケート)』『旅費明細』

実は呼び出し状が郵送された際にも質問用紙は
入っており、事前に返送してあります。その時の質問内容は

”あなたは裁判員裁判に参加出来ない事情がありますか?”

といった内容のものです。その事情とは

・家族の看病や介護
・自分自身の病気やケガ
・仕事で自分が休むと重大な損失を招く等


細かく挙げればキリがありませんが、結論を言うと

”よほど特殊な事情がない限り、参加を拒否出来ない”

仕組みです。大切なのは、事情があればハッキリと
理由を伝えることでしょうか。仮に呼び出し状を無視して
裁判所へ出頭しなかった場合、10万円以下の過料に
処せられることがあるので要注意!

で、今回の質問用紙は、やはり辞退に関するものですが
若干アプローチが違ってきます…それは、

”今回担当してもらう裁判の当事者と関係ある方はいるか?”

といったものです。

今回呼び出しを受けた裁判員候補者は私の概算で約50名。
裁判所内は一切の写真撮影は禁止されているので
会場の様子を写真で紹介することは出来ませんが、
下は20代の職人風の男性から、上は50代後半の女性まで
さまざまです…先ずは裁判所の職員から今回担当してもらう
裁判の内容について説明があります。

で、その内容は”偽造通貨行使事件”…水戸市内に住む
30代の男性被告人が市内のコンビニエンスストアで
偽造1万円札を使った、という事件です。
被告人、被害者双方の氏名が告げられ、事件の経緯が
読み上げられます。もし最終選考者の中に当事者と関係の
ある者がいたら、公平な裁判は成り立ちません。
そこで、裁判所はあらかじめ事件の概要を説明し
被告人・被害者と関係の有無を確認する訳です。
勿論、関係者がいた場合、その方は裁判に参加することは
出来ません。(選考から外されます)

今回は全員、関係者はいませんでした。

続いて、裁判を辞退する理由の有無が確認されますが、
先に紹介したように、よほどの理由がない限り
辞退は認められませんから、これも全員パス。
いよいよこの中から裁判員6名と、補充裁判員2名の
計8名が選ばれる訳です。

選考結果が出るまで約30分…その間、裁判員裁判が
行われる法廷の見学会が実施されるとのことで、
私も参加してきました。
裁判員裁判の法廷は通常裁判の法廷と大きく違う点が

・裁判長、裁判官(2名)の計3名の席の両側に
 左右各3名ずつ、裁判員用の席が用意されている。
 (補充裁判員席は法廷の奥にあって見えない)
・被告人席、検察席に各1台の大型モニターが設置
 されている。他にも裁判員2名につき1台のモニターが
 設置されている。


といったところでしょうか。裁判員用のモニターが
2名に1台というのは”予算の都合”だとか…(笑)
国も予算のやりくりが厳しいようです。

ちなみに、ここ水戸地裁で刑事裁判がどのくらいの
頻度で行われているかと言うと、だいたい週2回の
ペースだそうです…東京に比べりゃ平和ですね^^
また、水戸地裁本館の正面玄関には『本日の裁判予定』
というボードに紙が貼り出されているのですが、
何と、全体の9割が”民事裁判”…その殆どが借金関係の
裁判でした。まぁ、刑事裁判ばかりの世の中じゃ
うかうかして夜も歩けないでしょうけどねぇ。。。

そんなこんなで30分後、いよいよ最終選考の結果です。
結果は見事、”外れ”ました ^^;)




11-24-4
(写真:裁判員裁判専用法廷がある水戸地裁南館)

最終選考に当選した裁判員6名と補充裁判員2名の
計8名はこの後、午後から行われる偽造通貨行使事件の
裁判に参加するための説明が行われます。
外れた私たちはここで解散です^^
その前に、今回担当する裁判長が私たちの前に立ち
このようなお礼の言葉を述べられました…

『本日、裁判員と補充裁判員を選出するために、
これだけ多くの方が出席する必要があるのか?と
疑問に思った方も多かったと思います。
それは、裁判員候補者の中には事情により辞退を
申し出る方もいるでしょうし、また担当する事件の
当事者であった方もいるかも知れません。
また、担当する検察官・弁護人双方には
(面談の結果等から)、みなさんの中から各10名まで
選考から外すことが出来る権利が認められています。
このような理由で、これだけ多くの方に出席して
いただく必要があった訳です。

しかし、本日無事に裁判員と補充裁判員が選出出来た
ことは、みなさんがいてくれたからこその結果であります。
本日お忙しい中、裁判所へお越しいただいたことを
心から感謝申し上げます』


…正に、その通りだと思う。
裁判所は、想定される最悪の状況で動かなければ
ならない。そのために必要な人数が50名だった訳です。
今回、候補から外れたことは正直残念ではあったものの、
法廷の見学を通して裁判員裁判のあり方を勉強する
いい機会になった1日でした。




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まとめ
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