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2アマ講習会に対するパブコメで分かった反対派の狭い了見

前々回述べた2アマの講習会に対する
アマチュアのジィさんらしい心の狭い発想に対し
先日、総務省が実施したパブコメの結果が
発表されたので紹介したい。

先ずは『賛成』の意見から・・・

・2級の難易度は工業高校卒業程度と言われており、
 1陸特、航空通も難易度としては接近しており、
 これらはすでに講習会での取得が可能であることを
 踏まえれば、2級が養成課程で取得できるように
 することは歓迎すべきこと。

・2級の資格により、海外と交信し、ネイティブ英語に
 触れることが魅力。趣味の免許のハードルが高すぎる。
 もっと一般に扉を開放しては如何か。活性化に期待。

・これからアマチュア無線の人口が増え、科学技術の
 進歩に興味を持つ人が増えることを望んでいる。

・大型二輪免許も教習所で取得が可能となったことと
 同じくよいと思う。所詮趣味の免許。

・ステップアップの手段は多い方が望ましい。


そして『反対』意見はこちら・・・

・講習会で誰でも簡単に取得できるようにすべきではない。

・資格がほしいなら、相応の苦労はつきもの。

・敷居を低くすることは論外。

・2級以上は、それなりの意欲と技術、能力規範意識が
 ある人が持つべき資格であり、安易に講習を
 受けただけで与えられるものでないと思う。

・国家試験に合格したというステータスが無くなる
 ことが問題。


・・・とまぁ、こんな感じだ。
賛成の意見はそれなりに筋の通った意見が多い反面、
反対の意見はぶっちゃけ、自分のステータスが
なくなるからという何とも狭い世界の意見が目立った。
勿論、反対意見の中には広い見地で述べたものもある。
例えば、

・養成課程により上位資格者を増やしても、
 実際の運用者が増加するとは考え難く、
 むしろ魅力を感じられなくなり離れる者が
 増加すると考察できる。

・2級の資格取得が難しい、取得者が少ないことは、
 国家試験の回数が少ないことにあると考えられ、
 年6回程度の実施を検討すべき。


他にも説得力ある反対意見があったが、大半は
上に挙げた狭い了見ばかりだった。
何より今のアマチュア無線は老人の老人による
老人のための思想で成り立っている世界だ。
こんな世界に若い世代が入ろうなどとは
思わないだろう。だからと言ってアマチュア無線が
今や魅力のない世界になったのかと言えば
私は決してそんなことはないと考えている。

自分の電波を遠くへ飛ばすためには、季節や時間、
周波数を選び、アンテナを工夫し、ロケーションにも
こだわり・・・魚釣りが好きな人がこだわるような
感じだと思えば分かりやすい。

私がアマチュア無線を始めた当時は同年代の仲間が
たくさんいた。勿論、今のジィさん世代も現役だった
時代だ。その現役らが昔のモーレツ時代を生き抜いて
きた世代だったことを考慮しても、今の時代にそれを
持ち込んで 『資格が欲しいなら相応の苦労はつきもの』
などとぶち上げてどうする? そんなに自分の苦労を
人に押し付けたいのなら、三途の川を渡ってから
自分ひとりでやっていただきたい。

アマチュア無線の人気が若い世代になくなって
しまったのは、JARLが言うインターネットの登場
もあるだろうが、何より若い世代に対する
『キッカケ』 を提供してこなかったことが大きい。
私が学生だった頃は少年雑誌の後ろには必ず
”キミもハムになろう!” などと、当時の電話級の
資格取得のための通信講座広告があったものだ。
アマチュア無線の人気がなくなり、民間企業が
この資格の通信講座から撤退した時にJARLは
一体どんな対策をした?・・・青少年育成などとは
程遠い、己の保身と利権だけを追求してきた結果が
今のこのザマだ。もはや若い世代を増やすために
JARLの力を借りようなどと考える人は
よほど脳天気な人でない限り、いないだろう。

2アマの講習会は、これだけでアマチュア無線
活性化に繋がるものではないが、少なくとも今の
世代が更に上を目指そう、というモチベーションの
アップになると考えている。青少年育成もセットに
するのなら、5アマの新設と4アマの運用範囲拡大
も同時に実施してもらいたいくらいだ。

狭い了見ばかり言ってほざいている自称上級ハムは
この世でスプリアスでも撒き散らしながら
余命ギリギリまで14MHzあたりで己の主張を
叫び続けていけばいいんじゃないだろうか・・・



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2アマの講習会実施に思うこと

今日は話題を変えて、多くの方が期待されている
2アマの養成課程講習会実施について
巷の動向と私の考えを述べてみたい。

これまで4アマ・3アマのみで実施されていた
養成課程講習会が、いよいよ2アマでも実施される
とのことで、先日まで総務省がパブコメを募集して
いたのは、ご存知の方も多いと思うが
ネット上で目立つのは賛成よりも反対の声の方が
多いように ”感じる”・・・あくまでそう感じる
だけであって、絶対数は間違いなく賛成の声の
方が多いはずだ。総務省に寄せられた意見も
賛否両論あったと思うが、ネット上で見かけた
反対派の中には、わざわざ専用サイトを立ち上げて
世論は圧倒的に反対派が占めるかのような錯覚を
与えるほど見事な活動をしている所もあった。

ちなみに私は大いに ”賛成” という立場だ。
所詮、アマチュア無線は趣味の世界。この資格で
メシを食う訳ではないので敷居は低い方がいい。

何より今の日本のアマチュア人口は超・超高齢化が
進んでいるのだから、若い人らに興味を持って
この世界に入ってきてもらうためにも敷居は
もっと低い方がいい。

で・・・私が言いたいのはここから↓
反対派の主張する理由がなんともまぁ、
情けないと言うか心が狭いと言うか・・・端的に言えば

”アマチュアのジィさんらしい発想”

だと言うことだ。
元々養成課程講習会に反対をする人が口にすることは、

『講習会で取得した免許なんて金で買ったようなもの』
『講習会人口が増えれば、アマチュアの質が落ちる』
『これ以上、バカを増やすな』


この主張は本当にそうなのだろうか?
これを主張する人は間違いなく国家試験に合格して
免許を取得した人であろうが、国は国家試験であれ
講習会であれ、その人がその資格を与えるに足りると
ジャッジしたからこそ免許を与えるのだから
別に国家試験だから偉いだの、講習会だからバカだのと
後からグチグチ言われる筋合いはないと思うのだが・・・


何故か日本のアマチュア無線界では資格の等級は勿論、
資格取得の手段、つまり国家試験か講習会かで
付けなくてもいい序列を付けたがる傾向があるようだ。
私は先ほど、このような発想を

”アマチュアのジィさんらしい発想”

と表現したが、今のJARLが古き良きを重んじたが故、
自ら進歩することを止め、改革など叫ぼうものなら
それを徹底的に排除する・・・な~んだ、今の2アマ講習会
と同じ論理じゃないか! そう思わずにいられない。
若い人にバトンを渡すといったことも何故か拒否る・・・!
会長・理事といった役に固執する。←見てると分かる
あの原元会長も、例の事件がなければ私は今でも
JARLの会長職に就いていたと考えている。
(実際、JARDの会長は今でも現役ですからね)

私は2アマの講習会に加えて、若い人にもっと
アマチュア無線の世界に入って来てもらいたい策として
『5アマの新設』『4アマの操作範囲緩和』
提案したい・・・それはこうだ。


【5アマ】
操作範囲はV・UHF帯のみで出力は10Wまで。
国家試験・講習会共にレベルは小学生の理科程度。
(乾電池のつなぎ方、電圧と電流の初歩程度かな)
更にモードはCWも許可する。但し、試験にCWの
理解度は求めない。


【4アマ】
操作範囲において出力等は現行通りとして、
5アマ同様CWをV・UHF帯でのみ許可する。
試験についても現行通りCWの理解度は求めない。



私は敷居を低くすることが反対派の主張する
バカを増やすことに繋がるとは全く考えていない。

むしろ敷居を低くすることで、この世界へ気軽に
入門しやすくなり逆に活性化に繋がると考えている。
勿論、気軽さ故 ”去っていく”率も同時に上がる
だろうが、私は絶対数にこだわればいいと思う。

2アマは現在3アマまで取得した人が更に
14MHz帯とかで本格的にDXを楽しみたいといった
人向けのメニューだと思っている。
よって、これだけではアマチュアの活性化には繋がらない。
必要なのは4アマの更に下のクラスだと思っている。
かつてアマチュア無線人口を増加させたキッカケにも
なった映画 『私をスキーに連れてって』 ぐらいの
ノリで気軽にこの世界に入ってきてもらうには
4アマでも敷居が高い。この世界の楽しさを気軽に
味わってもらうには、V・UHF帯だけという制限を
付けてでも5アマの新設こそが最強の策だと考えている。
CWについてもこの際、認めてもいいのでは
ないだろうか? CWは試験でそのレベルを測るもの
というより、先ずはデビューして悪戦苦闘しながら
”体で覚えるもの” だと思っている。
実際、みなさんもそうやってCWを覚えてきたと
思いませんか?^^
(3アマはさすがにHFで50W出す関係上、CWの
理解度は試験で確認する必要があるでしょうね・・・)

同様の観点から4アマについてもCWをV・UHF帯
に限り認めていくべきと思う。そして5アマの人が
HF帯へのデビューに憧れて4アマへ、そして50Wの
出力で気軽にDXを楽しみたいと憧れて3アマへ、
・・・2アマへのステップはその次だ。

2アマの養成課程講習会問題は現役アマチュアだけの
問題にするのは実に勿体無い話だと考えている。
JARLは勿論、多くの現役アマチュアも若い人の
人口増加に真剣に知恵を出していかないと
早ければ10年以内にアマチュア人口は急速に萎んで
しまうのではないだろうか・・・?


余談だが、総務省はJARLに再三 『青少年育成を!』
と訴えてきた。それに対しJARLがやってきたことは
会費の減免や4アマ講習会の大幅割引といった
金銭による策だけだ。ARDFやISSスクール
コンタクトは今現在のアマチュアジュニアに対する
プログラムであり、新規のアマチュアジュニア増加の
ための策とは言えない。また今のアマチュアジュニアの
大半が ”親がアマチュア無線をやっているから” という
理由から入門した ”アマチュア二世”というのが実態だ。
年寄りが出す知恵では金絡みの知恵しか出てこないだろう。

最後でまたJARL問題と絡めてしまったが、
2アマの養成課程講習会は少なくとも現役アマチュアの
アクティビティーアップに貢献するものと確信している。
(決して活性化には程遠いにせよ・・・ね ^^;)


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